マウスパッドの素材にはいくつかの種類があり、それぞれ性質が異なります。そこで今回は簡単な材質による特徴と使い勝手について触れていきます。
そもそもマウスパッドの材質が違うと何が変わるのか
本題の前にそもそもマウスパッドの材質は何が違うのかです。
例えば日々のお手入れから、価格帯、耐久性、使用感などのことです。ただしマウスの滑りの良さに関しては素材だけで決まるものではありません。あえて止めやすく加工しているものなどもあるので、一概に「○○だから滑りやすい!」とはならない点には注意が必要です。
大まかにマウスの素材は布製の柔らかいタイプとプラスチックや金属などの硬いタイプの2つがあります。
布製マウスパッド
- 最もゲーミング界隈では一般的な材質で種類が豊富
- 基本的に曲げることができるので、丸めて外への持ち運びもラク
- 大きなタイプでは机の端に置いて、机から垂らして腕への負担を減らしたり、といった変わった運用もできる
- 比較的止めやすいタイプが多い
- 柔軟な素材なため耐久性に優れるが、メンテナンスをしても数ヶ月で滑りが悪くなる
- 髪の毛やホコリ、付着した汚れを除去するのが大変
私の布製のマウスパッドのお掃除はぬるま湯に漬けて軽く洗うだけで洗剤は使いません。表面は軽く撫でるように洗い、表面をゴシゴシと擦る事はNGとなります。洗った後は乾いたタオルで「トントン」と軽く叩いて水分を減らした上で室内で干しましょう。ここでもタオルでゴシゴシと擦ってはいけません。
プラスチック製マウスパッド
- 布に次ぐ一般的な材質でこちらも種類が豊富
- よく滑るタイプが多く、独特なマウス操作感には少し慣れが必要
- 滑るものはとにかく滑る
- ある程度耐久性があり、マウスパッドとしての劣化も比較的穏やか
- 掃除が簡単で、ウェットティッシュで軽く拭くだけで汚れの大半が落ちる
ガラス製マウスパッド
- あまり種類がなく選択肢が少ない
- 重いので持ち運びはあまり適さない
- プラスチック同様によく滑る
- 衝撃によって割れる可能性があるが、滑りは悪くなりにくい
- 掃除が簡単
- 冬場は冷たくなりやすいため、部屋を暖かくしたり手が当たらないように工夫が必要
- 手から発生する水分で表面が曇ってしまい、操作感覚が変わることがある
- 全体として価格が高め
金属製マウスパッド
- 様々な金属があるが、金属というグループで見てもあまり種類はない
- よく滑る
- 衝撃により凹む可能性がある、滑りの劣化はあまりない
- 掃除が簡単
- ガラス同様に冬場は冷たくなりやすい
以上のような特徴がそれぞれにあります。
特にガラスと金属製のマウスパッドではゲーミング用の物が少なく、また耐久性にもやや難があります。金属のマウスパッドは衝撃で凹みができると操作感に影響が出るため、一般的には布かプラスチック製の物を選ぶのが良いでしょう。
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